円錐角膜の治療法、原因と症状

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円錐角膜とは

円錐角膜とは、眼球の角膜におこる非炎症性変性疾患のことです。角膜が薄くなり中心部が突出してくる病気です。

このため、円錐角膜になってしまうと、物が二重に見えたり、眩しく見えたりします。人種によらず1000人に1人程度の有病率で、思春期頃に発症し、20歳前後から進行していくことが多く、20-30代で最も重篤に。日本人の場合は30歳を過ぎると進行がおさまることが多いそうです。

円錐角膜は、通常の生活に支障が出るため、適切な治療が必要。主なものが、補正レンズを用いることですが、円錐角膜の症状の重い場合は手術となります。

円錐角膜は、まだまだ未解明な部分の多い病気ですが、適切な治療を受けることで、生活レベルを落とすことなく暮らしていくことができるといえるでしょう。

円錐角膜の原因と症状

円錐角膜になる原因は、現代の医学でははっきりとは解明していません。また、その遺伝性も特定されていません。男女比率では、男性が女性の3倍にものぼります。また、円錐角膜の10%前後の方はアトピー性皮膚炎です。

円錐角膜の初期症状は、物の見え方がぼんやりしてきたという方が多いようです。そのため、この段階では、普通の視力低下とあまり差がなく、気づかれないこともあります。症状が進むにつれ、物が歪んで見えるようになってきます。眩しくて明るい場所にはいられないという人もいます。また、両目の視力が極端に違ったりということもあるようです

このような症状が出た場合は、すぐに眼科での検査を受けるようにします。円錐角膜かどうかは、細隙灯顕微鏡という角膜の検査によって判明します。

円錐角膜の治療

円錐角膜の全ての方が進行するということではなく、実際は軽度のままで留まっている人も多いですし、仮に円錐角膜が進行すると、矯正視力は低下しますが、失明することはありません。

治療方法としては、70〜80%はコンタクトレンズ(ハードコンタクトレンズ)を使い、通常の生活を可能にします。残りの20〜30%の進行してしまった方は、特殊ハードコンタクトレンズの装用や角膜移植手術の適応となります。円錐角膜専用ハードコンタクトレンズには、ニチコン「ローズK」などがあります。

薬物治療として、目薬を点眼する、ということもありますが、これは、問題を解決する、というよりは、目の疲れをとったり、角膜を保護し、目のコンディションを整えるという目的で使われる治療法です。

円錐角膜の手術

円錐角膜が進行し、コンタクトレンズが使えなくなった場合は、角膜移植手術を受けます。手術は、角膜全層を入れ換える全層角膜移植術です。

日本国内での角膜移植手術の場合、アイバンクからの斡旋で、亡くなられた方からの角膜提供を受けますが、その数はかなり不足しています。そのため、緊急性の高い場合は、海外ドナー角膜を角膜を取り寄せての手術が行われています。また、術後は、20〜30%の頻度で拒絶反応の出る場合があります。

円錐角膜の治療で角膜移植をした後、視力が出るのは平均3ヶ月後から。注意点は、手術しても視力があがるとは限らないということ。

円錐角膜の治療としての角膜移植手術は、手術することで、眼鏡やコンタクトレンズによって視力が出るようになる、ということなのです。

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